▶️前回の続き

私は人生を賭けて打ち込めるものを常に探していました趣味の一環で始めたはずが、いつしか私の人生そのものとなり、どうせやるならトコトンやりたい、、、

私の中のトコトンは、国内ツアーを年間で20試合転戦するという具体的な目標になりました。そうと決まれば、どうすればそれが出来るか徹底的に調べました・アマチュアが参加出来る国内ツアーがどんな場所でどのくらい行われているのか・参加費がいくらで、日程はどんな感じか?・移動手段は?宿泊は?食事代は?備品代は?ありとあらゆるパターンを徹底的に調べ上げてシミュレーションして導き出した答えが、

「遠征費が自己資金で1000万円、サラリーマンは無理」

何の結果も出していないアマチュアのいい歳のおっさんが、スポンサー契約をして資金援助してもらえる可能性はなく、全て自己資金でやりくりすること、そして年間20試合参戦となると、予選は月曜日からの為、会社員として通常の休みだけでは厳しいという結論に至りました。この結果を受けて、起業の為に1週間後には大阪に部屋を契約して引っ越した行動力と思い立ったら周りが見えなくなる性格には、我ながら脱帽しますね。。。

「何かを成し遂げる為には、何かを犠牲にしなければいけない」
どこかで聞いたこの言葉を胸に、10年間は第一線から離れることを決意しました。

tour.life.2022@gmail.com

この時に作ったgmailアドレスです2022年に時間とお金の自由を手にして、

ツアー転戦の夢を叶えているという想いを込めたアドレスは今も利用しています

しかし、現実はそう甘いものではなく、起業が成功するどころか明日食うのにも困る状態が暫く続いてしまい、、、、心身ともに疲弊して、諦める決断をすることとなります。

その後、友人と再会してそのことを伝え、

以前のようにまた趣味として一緒に球を打てれば良かったのですが、

その時にはコートに立つことも、ラケットを握ることもしたくない状態になってしまっていました。

夢を諦めてから現在まで、

テニス以外で「私にはこれがある」と胸を張って言えるものは見つかっていません。

打ち込めるものを探しては試してはみたものの、中々上手くいきませんでした。

その間に友人とは、1年に一回くらいのペースで会っていました。

私が話す仕事のことや身の回りの話を静かに聞き役に徹してくれている感じでした。

向こうからテニスの話をしてくることは、あまりなく、聞いたら答えるといった感じでした。

でも、私はわかっていました。

友人の体型が全く変わっていない事、むしろあの頃よりも更に鍛え上げられていることそして雰囲気から、まだ向上心を持ってテニスを続けていること。

「何をやっているんだ、俺は、、、」
自分にとって本当に大事なのは、日常の中にテニスがあって、今日より明日、という目標をもって毎日を積み重ねられること。そして、そんなことを一緒に取り組める仲間がいること

それを再確認出来てから、またコートに戻りたいと思えるようなりました。これから徐々に体力、筋力を戻して、

また友人と競えるところまで持って行きたいと思っています。

今、もし何かに打ち込んでいたり、情熱を持って取り組んでいることがあるとしたら、先のことは考えず、今この瞬間を大事にしてほしいと思います。
今の情熱が明日もあるとは限りません。

そして犠牲を払ってまで手にした未来が、本当に自分が望んでいたものとは限らないのです。必死に過ごした過去の積み重ねの延長が今なら、

どんな状態でも受け入れて肯定出来ると私は思います。

まとまりのない文章になってしまったかもしれませんが、

私の体験が、これからの決断の参考になれば嬉しいです。
尾崎