私は某ドラッグストアの自社開発商品をとても好んで使用していたのですが、
最近リピートするのをやめました。
理由は「安かろう悪かろう」の許容範囲を超えてしまったからです。
当初は、その衝撃の安さに物珍しさを感じ、多少のクオリティ差を楽しむ余裕がありました。
しかし、色々な種類を何回も使っていくうちに、
自分の許せないラインを下回る商品に多く出会うことになってしまったのです。
例えば、食器洗い用のスポンジ
見た目は少し小ぶりなものの、作りはしっかりしているように感じ、
費用対効果が高いように思いましたが、
使用してみるとスポンジの痩せ方が尋常じゃなく早いことがわかりました。
使い初めて数回で弾力が無くなって痩せていき、ペラペラで非常に使いにくくなります。
次にトイレの消臭スプレー
こちらは数回使用して捨てました。
霧を細かくするノズルの精度が低い為か、
噴射して出てくるものが水っぽく、壁や便器に撒き散らし、
持っている手にも滴り落ちて不快でした。
日用品を中心に他にも色々試しましたが、私の中の下限を下回るものが多く、
多少割高でも品質の良いと感じられる元の商品に戻しました。
客が何を求めているかはそれぞれであり、
今回私がリピートするのをやめた商品達や、
それを良しとしている企業のコンセプトを否定しているわけではありません。
許容内のカテゴリーや商品があったのも事実です。
しかし、一度「裏切られた」と感じてしまったら、
それらも買いたくないと思う感情が湧いてきてしまい、
ブランドイメージが持つ怖さを知ることが出来ました。
今回の体験を通して、コスト削減には限界があり、
値段が安いには、やはり明確な理由があることを再確認出来ました。
「適正価格」というものは確かに存在していて、それを下回り過ぎているということは、
どこかに皺寄せがいっているということ。
その裏側を読み解く力を持つことは、賢い消費者になるために必要な要素であると思います。
それが安全に関わるものであれば尚更です。
本質を逸脱した商品、企業、仕組み、信用は長続きしません。
これから事業展開していくにあたり、
今回の体験を提供していく側としてもしっかりと落とし込んでいきたいと思います。
尾崎



