昨日は岐阜の宿舎に生活資材一式が届く日でした。
夜勤明けなので仕事終わりにそのまま物件に立ち寄り、
某大手運送会社さんが持ってきてくれる午前指定の荷物を待ちます。
8時50分頃、ふと何気なく携帯を見ると知らない携帯番号からの着信履歴がありました。
すぐに折り返しますが、応答なし。。
11時30分、先程の着信は配達予定のドライバーさんかなの思い、再度電話を掛けると、「もしもし」と出てくれました。すかさず「先程着信がありまして、その折り返しです。もしかしたら今日届く荷物の件かなと思いまして」と伝えると、何も言わずに「ブチっ!!」と切られてしまいました。。。
購入先から問い合わせ番号を聞き、荷物追跡のサイトから状況を確認すると、10時38分にセンターに持ち戻されていました。これから再配達をお願いしても、夕方もしくは明日になるだろうと思い、仕方なく自分で営業所に取りに行きました。
営業所で持ち戻りの内容を聞くと「住所不明」となっていました。
建物名も書いてあり、グーグルマップにも出てくる物件にも関わらずです。
私は同業者であり宅配経験者ですので、その時のドライバーさんの心境、行動をこんな風に連想してしまいます。
朝、積み込みに行くと、布団、マットレス、照明、小型家電など軽バンの積載であれば半分は埋まってしまうであろう8個口の荷物があった。。しかも午前中指定。。最悪
他の午前指定の荷物もあるので、住所がわからなかったことにして午前中指定を回避、忙しい時間のピークが過ぎたら午後か翌日に変更してもらい対応しよう。架電しないと営業所から指摘されるので、一応着信履歴だけ残す(私はその時、ドライバーからの事前連絡があるかもしれないと携帯を側に置いていましたが、着信音はなりませんでした。ですので、1ギリかと思われます。)荷台に荷物を積み込むことすらしない。荷物の情報だけ控えておいて、適当な時間になったら端末の情報入力をして荷物をホームに戻したことにしよう。
こんなとこでしょうか。

夕方過ぎに責任者と名乗る方から謝罪の電話がありましたが、内容が酷過ぎて何も入ってきませんでした。
今回、このような事を身を持って体験したことで、荷物を待っていたのに受け取れなかったお客様の気持ちや、ドライバーの対応がどれだけ不快な思いをさせるのかということを再認識出来ました。
お客様は配達業者を選ぶことが出来ません。
購入先で予め決まっているからです。
日々の配達スケジュールが大変なのは十分わかります。
でも、その大変な仕事を選んだのは自分自身。
嫌なら辞めればいい。日本はその選択が出来ない程貧しい国ではないはずです。
そして、折角数ある仕事の中から選んだのであれば、
とことん役に立って、感謝される人財を目指しましょう。
最終的にやりがい、生き甲斐というのはそこに行き着くと私は思います。
そんな事を自分に言い聞かせながら、岐阜の宿舎初日を過ごしておりました。