よく相手の出方を見て、自分の態度や提案を決めるというシチュエーションを目にすることがあります。
そこには自分の意思や軸が感じられず、あらゆる場面で相手ありきの行動になってしまうので危険です。
特に仕事における場面では、発言や行動に一貫性が無くなり、相手からの信用を失ってしまう事が想定されます。
普段の考え方や行動の癖は習慣となり、習慣が定着すると無意識で行われるようになります。
無意識で行われる習慣をプライベートと仕事で完全に切り分けるのは難しいので、
一貫性のある態度で仕事をしたいと思うのであれば、プライベートでもその様にする必要があります。
とは言え、いきなり自身の行動規範を明確にするというのは難しいかもしれませんので、まずは
やりたくない事を明確にして
やらない事を決める
ということから始めてみるのがいいかと思います。
私はプライベートでなるべく従業員と接点を持たないように心掛けています。
上司と部下の枠を超えて、友人の様な関係性になることを避けるためです。
職場以外での関係性は、それを持たない従業員との評価基準がブレる要素になり得る他、
言うべき事を言いづらくなったり、態度に遠慮が入ってしまう危険性があります。
これが「社長は孤独」と言われる所以ですね。。
私の行動規範は「会社の発展」が軸にあります。
自分がどうしたいか、という思考はだいぶ削れてきました。
会社を設立する前には考えられなかった変化です。
「立場が人を育てる」
これから責任者となる方々にも、実体験を通して言葉の意味を理解してもらいたいと思っています。
尾崎

