▶️予測不可能なこと

先日、YouTube動画のとある雑談シーンで、芸人の一人が「昔に比べて、今の味覚の変化が凄いと感じた。
こんな変化するなら人生楽しいと思った」と話している場面がありました。

私はこの言葉に深い共感を得ました。

たしか、昔はブラックコーヒーやビールが飲めなかったが、今は苦味を一切感じなくなったことや、
逆に甘いものを一切受け付けなくなってしまった、というような食に関する内容だったと思うのですが、

当時は思いもしなかったことが現実となり、この先も自分ではコントロールしようのない出来事が、
良くも悪くも起こるかもしれない中で生きていくことが、この先何も変化がないと思いながら日常を過ごすより刺激的でワクワクする、
ということだと思います。

人は今持っている知識や経験の外側にあるものに関しては想像することが出来ないので、
その装備の範囲内でしか未来を描けない為、将来設計を立てたり、リスク管理をする際にいつも単調な結果になりがちです。

ですが、この先自分ではコントロール出来ない、全く予想もしていない出来事が起こるかもしれないという考えが加わることで、
将来への期待感を高めることが出来そうです。

未来の自分は必ずしも、今見えている世界や想像の延長線上にあるとは限りません。

予想不可能な出来事が加わることによって、「とんでもない」場所に行くことが出来る可能性を秘めているのです。

そのいつ起こるかわからない、でも確実に起こるであろう出来事をプラスに変換させられるように、
日々の取り組みで受け皿を大きくしていきたいと思います。

尾崎