3月11日。
決して忘れてはいけない日。
東日本大震災。
あの日、日本は大きく揺れた。
街も、人の心も、未来の形さえも。
ニュースで流れる映像。
止まった道路、途切れた物流、届かない物資、とまってしまった時計。
改めて気づかされた。
「運ぶ」という仕事の意味。
トラックが走る。
軽バンが走る。
それはただの移動じゃない。
誰かの生活を、誰かの今日を、つなぐための道。
荷物の向こうには、必ず人がいる。
震災のとき、物資が届いた瞬間、どれだけの人が救われただろう。
水
食料
毛布
そのすべては、誰かが運んできたもの。
私は大きな地震は経験がないから、いざという時に守れるだろうか。
対処できるだろうか。
運送業は、派手じゃない。
目立つ仕事でもない。
でも、
物流は止めるな!
止まらない!!
必要とされる仕事。
ハンドルを握る毎日。
時間に追われる日もある。
トラブルに向き合う日もある。
それでも、ふと思う。
この仕事は、ただ荷物を運んでいるんじゃない。
少しだけ立ち止まって
そんなことを考える日。
黙祷。
そしてまた、
エンジンをかける。
未来へ向かう道を走るために。
今日も、日本のどこかで
誰かのために夢を運ぶ。
村田



