▶️高級親子丼を食べて思ったこと。

先日、週末にふと立ち寄った居酒屋で、一杯2000円の親子丼に出会いました。

普段のランチの数倍という価格ですが、

その時は「どんなものだろう」という好奇心で注文しました。

運ばれてきた親子丼は、見た目からして端正な佇まいでした。

一口食べると、確かに美味しい。

卵の火入れ加減、鶏肉の弾力、出汁の深み。

どれもが高いレベルでまとまっていました。

しかし、食べ終えたあとに頭をよぎったのは、

「では、一般的な価格の親子丼との決定的な違いはどこにあるのか?」という問いでした。

もちろん、使用している鶏のブランドや卵の希少性、

職人の技術といった「知識」としての違いは何となく想像がつきます。

けれど、私が興味を掻き立てられるのは、もっと本質的な感覚の違いです。

なぜその価格なのか、その「納得感」の正体を、舌の記憶として理解したい。

知識でラベルを貼るのではなく、食べた瞬間に

「これは選ばれし素材と技術である」

と身体が即座に反応するような、そんな感度を養いたい。

ビジネスにおいても同じことが言えるのかもしれません。

表面的な数字やスペックではなく、

その裏側にある「圧倒的な質」や「選ばれる理由」を、説明される前に本能的に見抜く力。

2000円の親子丼を通して、単なる食事以上の問いを得ることが出来ました。

次に高級な料理を口にする時は、もっと丁寧に、その細部に宿る「違い」を捉えたいです。

尾崎